設立趣旨
この会は武術太極拳の普及と技術向上を目的に活動しています。年齢を問わず、無理なく一生涯続けられる数少ないスポーツであり健康法でもある太極拳をより多くの人に知っていただき、肉体と精神を鍛えながら、生涯現役を目指し健康で幸せな生活作りのお役に立ちたいと思っています。
太極拳の利点は、年齢を問わないだけでなく、場所も選ばないところです。動きやすい服装と靴を用意すれば、体育館、公園、家の庭、どこでも気軽にはじめることが出来ます。家族揃って、友人と集まって、町内会でと色んな年代の人が揃って行うことの出来る健康法です。そして、より深く知りたい方、スポーツや武術として楽しみたい方は、武術太極拳を学んで、競技会や交流会に参加し自分の技能を磨いてゆく、また日本全国から中国にまで出向いて、交流する楽しみもあります。
近年太極拳の健康効果が知られるになり、毎朝広場で太極拳を行っているグループや地域のイベントで表演するグループもありますが残念なことに、今のところ太極拳というものに漠然としたイメージを持っていても、実際には見たことのない人も多いのが現状です。まず、太極拳をより多くの人に知ってもらい、体験して頂き、その楽しさや優れた健康効果を実感することで続けて頂きたい。それには指導者の育成も大切です。
私達の会は会の指導者・修振傑の熱心な指導により基本動作、正確な套路、より本格的な武術が出来るよう励んでいます。健康増進を目指して学ぶ人、交流会や選手として活躍する人、級・段位、指導員、審判員の資格取得を目指す人、それぞれが自分の夢、目標に向かって楽しく学び合っています。
指導者・修振傑は2012年中国で開催された日中韓太極拳交流大会に日本代表として出場、金メダルをそして太極拳のオリンピックとも言われる世界大会においても銀メダルを獲得しています。
日本の伝統文化を大切に重んじながら、近くの団体と交友し色々な行事を開催してきました。主な活動として2014年には、20年に一度の伊勢神宮式年遷宮記念に陳式太極拳を奉納、2018年には中国を訪れ、修平老師の指導を受けている生徒達との交流会は今後の新睦に繋がる良い機会になりました。
日中武術文化研究会は2019年茨城中国武術協会に改名しました。地域により密着した活動を行って参ります。
2019年1月
茨城中国武術協会 事務局